サーチマーケティングマスター > SEOを成功させる最強アシストツール > SEOオートメーションツール「パスカル」では何ができる?

SEOオートメーションツール「パスカル」では何ができる?

インハウスであれ、外注であれ、SEOに携わったことがある人なら誰でも、
「内部施策」という言葉は聞いたことがあると思います。SEO施策を行う際に必ずと言っていいほど出てくるこの「内部施策」という言葉、簡単に言ってしまえば、「Googleのロボットに評価されやすいように、webサイトの構造を最適化しましょう」ってことです。今更、改めて言うほどでもないです…

さて、ここで問題になってくるのが、「そうは言っても、Googleのロボットが何をどう評価しているのかわからないのに、最適化も何もないよね」ということです。SEO対策を売りにしている業者さんなんかは、それぞれ「h1タグは何文字以内にすべきです」「ディスクリプションは何文字以内で、対策するキーワードは文章の前のほうで」とか、「ページ内の文字数が足りないので、テキスト書き足しましょう、多ければ多いほどいいです」など、それぞれが信じているSEO理論、項目を提案してきます。業者によって言うことが違ったりすることも日常茶飯事です。一体、何をどう対策することが正しい内部施策なのか・・・
ましてや、インハウス(自社)でSEO対策、内部施策を行おうと思うと何を信じて、
どう実践すればいいのかわからないことが多いと思います。
そんな時に非常に役立つのがこのツールです。

SEOオートメーションツール「パスカル」

pascal_img01_01

この「パスカル」は、対策したいキーワードで内部施策をするときに、
「どの項目をどのように対策したほうがいいか」をアドバイスしてくれるとてもありがたいツールです。
「パスカル」は対策したいキーワードをGoogleで検索した時に表示される1位~50位(申込みプランによっては1位~30位)のサイトをリアルタイムで分析して、「SEO的に重要とされる数十項目に対して、上位表示されているサイトはどうなっているのか」、「各項目の順位への影響度はどれぐらいなのか(世界標準のスピアマンの順位相関係数を利用)」を示してくれます。
また自社のサイトがその分析結果と比較すると何が不足しているのかを客観的に見ることができます。
つまり、SEO対策キーワードで実際に上位表示されているサイトの各項目を自動的に収集・分析して、
自社のサイトに何が足りないのかをサジェストしてくれるのです。実際に使ってみると、視覚的にも非常にわかりやすく、
「自社のサイトには何が足りなくて、何をしなければいけないのか」が一目瞭然です。

キーワード「タイムシェア」で分析してみた

当社でタイムシェアリセールの紹介サイトを制作したので、実際に「パスカル」で分析してみました。

pascal_img01_02

対策したいキーワードと対策したいサイトのURLを入れて「分析する」ボタンを押すだけ。

pascal_img01_03

ちょっと薄くて見づらいかもしれませんが、真ん中にぐるぐる回るアイコンが出現します。
パスカルが入力された指示に従って上位表示されているウェブサイトの情報を収集しに行っています。

pascal_img01_04

収集が終わると、画面上部には分析結果のサマリーが出てきます。ここはあくまでサマリーなので説明は割愛しますが、上位表示されているサイト群に比べて、自社のページの傾向が見て取れます。実際に内部施策を行っていく際に必要な情報は、この画面の下部に続いていきます。その一部だけご紹介します。

pascal_img01_05

要対策項目がバブルチャートになって表示されます。左側にSEO対策の重要項目と言われている項目が並んでいます。中央ぐらいに背景が色づいている部分がありますが、この部分が、上位表示されているサイト群の情報を収集して分析した結果、各項目において「最適値」だと判断された値範囲です。バブルの位置は、該当項目において、自社のページが最適値からどれぐらいかけ離れているか、もしくは最適値と言えるかどうかを示しています。つまり、バブルの位置が、背景が色付いたエリアから遠くに離れているほど、「上位表示されているサイト群、すなわちGoogleから評価されているサイト群の内部構造とかけ離れてる」ということを示します。バブルの大きさは、該当項目において「重要度(順位への影響度)」を示しています。バブルが大きければ大きいほど、「順位に対する影響度が高い」ということになります。パスカルでは世界標準の統計手法「スピアマンの順位相関係数」を用いてこの影響度を算出しています。

つまり、この分析結果を見て、「最適値から外れている項目を、バブルの大きい順に、最適値エリアに入るように施策していけばいい」のです。
これで、対策しなければいけない項目と順序はわかった、でも具体的に内容が・・・。
ご安心ください。パスカルは各項目が具体的にどのような状況になっているのかもしっかりと示してくれます。
各項目の具体的な内容と、見方についてはまた次回ご説明します。

最後に、パスカルが分析してくれる内部施策項目を下記に列挙しておきます。
・ページの文字数
・ページのユニーク単語数
・関連キーワードの使用数
・関連キーワードの使用割合
・タイトルの文字数
・タイトル内の対象KWの数
・メタディスクリプションの文字数
・メタディスクリプション内の対象KWの数
・サイト内へのリンク数
・サイト外へのリンク数
・h1の使用個数
・h1のテキストの割合
・h1の文字数
・h1の対象KW数
・h2の使用個数
・h2のテキストの割合
・h2の文字数
・h2の対象KW数
・h3の個数
・h4の個数
・strongの個数
・bの個数
・emの個数
・bodyタグの開始行
・ページ内の画像数
・alt属性を記述している割合
・SSLに対応している割合
・インデックス数
・関連ページ数
・キーワードテーマ
・ドメインエイジ
・ソーシャルシェア
・ページ内、タイトル、h1、h2の対象KWの位置
・サイト外リンクの設置場所
・h1のソース内の位置

更新情報